Zenken株式会社が運営しています。
ここでは、通信インフラ業界の主要職種を「エンジニア系」と「ビジネス系」に分けて紹介します。
具体的な職種の役割と仕事内容を知って、業界研究や自分に合う仕事を見極める自己分析に役立ててください。
ネットワークエンジニアは、現代社会の血流ともいえる「通信」を支える専門家です。
主な仕事としては、最適なネットワークの形を考える「設計」、実際に機器を設置・設定する「構築」、そして安定稼働を支える「運用・保守」の3つに分かれます。
単に「線を繋ぐ」だけでなく、セキュリティや速度も考慮した快適な通信環境を作り上げるのが役割であり醍醐味。
目には見えずとも、あらゆるビジネスや生活の基盤を支える社会貢献度の高い仕事といえます。
●BEFORE
入社1年目の終盤、主担当として新システムの導入という大役を任されました。しかし当時は技術知識も社内ルールも圧倒的に不足しており、さらに前例のないプロジェクトだったため、目の前の課題をさばくのが精一杯。思うようにスケジュール通り進められない日々が続き、自分の力不足を痛感する苦しい時期を過ごしました。
●AFTER
そんな私を救ったのは、上司からの「今やっていることの目的をよく考えてみよう」という助言でした。それ以来、毎朝業務の前に「この作業の目的は何か」を整理することを習慣化。すると優先順位が明確になり、着実に結果が出始めました。目的を常に見失わない大切さを学んだこの経験は、現在のサーバー保全業務における大きな指針となっています。
●BEFORE
入社半年で直面した、台風による大規模なサービス障害。右も左も分からない中、お客様の回線を保守するため、他部署からの応援部隊への指示出しや現場対応を任されました。「知識不足な自分にこの業務が務まるのか」と押しつぶされそうな不安と無力感に襲われた、最初の大きな試練でした。
●AFTER
周囲のフォローに支えられながら、必死の思いで復旧作業に奔走。街に通信が戻り、お客様の日常が回復していく姿を目の当たりにしました。この経験を通じて「人々の生活を背負っている」というインフラエンジニアとしての使命感が芽生え、今の私の原動力になっています。
サーバーエンジニアは、Webサイトやアプリケーションのデータを処理・保管する「サーバー」の設計から運用までを一手に担う専門家です。
ネットワークエンジニアが情報の「通り道」を作るのに対し、サーバーエンジニアはその中継拠点となる「処理センター」を作り、管理する役割を果たします。
主な業務は、必要なスペックを見極める「設計」、OSなどの環境を整える「構築」、そして障害を防ぐ「運用・保守」の3つ。
通信サービスの心臓部を司り、膨大なデータを滞りなく処理し続ける基盤を支えるのがこの仕事の最大の醍醐味です。
ITインフラエンジニアは、システムを動かすための「サーバー」や「ネットワーク」といった基盤(インフラ)を整える専門家。
業務は主に、最適な構成を考える「設計」、機器の設置・設定を行う「構築」、そして24時間365日の安定稼働を支える「運用」「保守」の3つに分かれます。
ITは今や電気や水道と同じく不可欠なライフラインであり、その土台を支える役割は極めて重要。
誰もが安心してデジタルサービスを利用できる環境を裏側から守り抜く、社会貢献度の高い仕事です。
●BEFORE
新人時代に初めて任されたのは、ネットワーク技術を用いた「業務効率化」という難題。「入社間もない自分に務まるのだろうか?」と、はじめは難易度の高さに困惑するばかりでした。
●AFTER
そんな私を救ったのは、OJTの先輩社員の丁寧な支えでした。指導を仰ぎながら全25台の機器構成を粘り強く見直した結果、無事に効率化を実現。この時に失敗を糧にする大切さを知ったことがエンジニアとしての確固たる自信となり、現在の開発業務を支える財産になっています。
セキュリティエンジニアは、近年巧妙化するサイバー攻撃から、企業の情報や人々のプライバシーを死守する「防衛のスペシャリスト」。
主な業務は、リスクを予測して対策を練る「企画・設計」、防御システムを導入する「実装」、そして24時間体制で脅威を検知する「運用・監視」に分かれます。
また、万が一の被害を最小限に抑え、迅速な復旧を指揮する役割も担います。
あらゆるサービスがオンライン化する現代において、ユーザーが疑いを持つことなく通信の恩恵を受けられる環境を維持し続ける、まさにデジタルの信頼を担保する仕事です。
アプリケーションエンジニアは、スマホアプリや業務システムといった私たちが直接操作するソフトウェアを作る専門家。
主な業務は、利用者の要望を整理する「要件定義」から始まり、「設計」「開発」「テスト」を経てサービスを形にします。
ネットワークやサーバーが整えた「基盤」の上で、具体的な「機能」という価値を届けるのが役割。
自分の作った仕組みが誰かの課題を解決し、生活を便利に変えていく手応えをダイレクトに感じられる、創造性の高い仕事といえます。
●BEFORE
入社後、マンション向けシステムのサーバー刷新というチームでも前例のない大規模案件の主担当に。しかし、知識と調整力不足から各部門との認識にズレが生じ、プロジェクトに遅延が発生してしまいました。「このままでは納期に間に合わない」と、自分の不甲斐なさに強い焦りと挫折感を味わいました。
●AFTER
「自分にできることは何か」と考え、関係各所との毎日の徹底したコミュニケーションを開始。地道に足を使って認識をすり合わせた結果、遅延を解消して無事に予定通り完遂することができました。この経験で得たインフラ知識と調整力は、今の自分を支える大きな自信になっています。
カスタマーサポートエンジニアは、導入後の通信サービスをユーザーが円滑に使い続けられるよう技術的な側面から支える専門家です。
一般的な窓口業務とは異なり、発生した不具合の原因をログやシステム構成から特定して具体的な解決策を提示する役割を担います。
主な業務は、専門的な問い合わせへの回答、トラブル時の復旧支援、そして現場で得たユーザーの声を開発チームへフィードバックし、製品改善に繋げること。
技術力と対人スキルの両方を駆使して顧客の「困った」を解決へと導く、サービスの信頼を最前線で守る存在です。
研究開発職は、数年後の社会で「当たり前」になる次世代の技術を創り出し、技術革新をリードする探究者。
主な業務は、最先端の理論や新技術を調査する「基礎研究」と、その成果を具体的な製品やサービスへ落とし込む「応用研究」に分かれます。
通信インフラ業界においては、5Gの次世代規格である「6G」の実現に向けた通信プロトコルの開発や、AIを活用したネットワークの自動最適化などが重要なテーマです。
仮説と検証を繰り返す地道なプロセスが求められますが、まだ誰も到達していない技術を確立して未来の社会基盤をアップデートしていくのはこの職種ならではの醍醐味です。
営業職は、技術と顧客を繋ぐ「架け橋」。単に製品を売るだけでなく、顧客の抱える課題を丁寧にヒアリングして適切な通信ソリューションを提案する、コンサルティング的な側面が強いのが特長です。
具体的な業務は、新規開拓から商談、契約、導入後のフォローまで多岐にわたります。
自社の顔として最前線に立ち、技術職と密に連携しつつ顧客のビジネスを加速させる「仕組み」を提案する、やりがいのある仕事です。
●BEFORE
地元の自治体へ意気揚々と営業アプローチするも、返ってきたのは「既存業者がいるから」という門前払いの言葉。実績のない自分に何ができるのか、目に見える成果が出ない日々に焦りを感じ、一時は営業としての適性に自信を失いかけていました。
●AFTER
それでも諦めず、ニーズを探るための定期訪問を継続。3年目にお客様の潜在的な課題を捉えた提案で競合に勝利し、行政ネットワークと教育現場ネットワークの契約に成功しました。母校で私が提案したICTソリューションを活用した授業を受けている後輩たちの姿を目の当たりにした感動は忘れられません。
企画職は、市場のニーズを読み解き会社が次に進むべき方向を示す「羅針盤」のような役割を担う仕事。
主な業務は、世の中のトレンドを分析する「市場調査」、新しいサービスの仕組みを考える「立案」、そして開発や営業と連携して形にする「プロジェクト管理」です。
単にアイデアを出すだけでなく、収益性や実現可能性を冷静に判断する力が求められます。
自分の描いた構想が新しい社会のインフラとして実を結び、世の中をより便利に変えていく手応えを実感できるのが、この仕事の大きな魅力です。
サービス運営職は、自社サービスの魅力を世の中に発信し、「ファン」を増やす役割を担う仕事です。
メディア対応やプレスリリース、SNSでの発信やイベント・キャンペーンなどを通じてサービスの認知度を高め、運営は利用者の声を反映してサービスの品質を管理・向上させます。
単に情報を届けるだけでなく、市場の反応を分析して次の施策へ繋げる戦略的な視点が求められます。
企業の顔として最前線でブランド価値を築き社会とサービスを繋ぐ、非常にやりがいの大きな仕事です。
●BEFORE
若手が活躍できる活気ある社風に背中を押され、入社2年目に『eoサービスの魅力を伝えるYouTubeチャンネル』の立ち上げを自ら提案しました。当時は社内で動画活用という前例がなく、同期5人と協力しながらも手探り状態でプロジェクトを進める挑戦の日々でした。
●AFTER
再生数などの数字面では苦戦しましたが、現場スタッフからは「サービスの魅力が伝わりやすくなった」と好評を獲得。結果、動画媒体の有用性を事業部全体に認識させるきっかけとなり、部内表彰をいただくことができました。個性を認め、新しい挑戦を後押ししてくれる環境だからこそ、若手であっても積極的な提案ができたのだと思います。
コーポレート職は、人事・経理・法務・総務といった専門領域から会社運営を支える「経営の基盤」です。
エンジニアや営業が最大限に力を発揮できるよう、最適な職場環境の整備や資金管理、法令遵守の徹底を担います。
派手な表舞台に立つことは少ないものの、組織の持続可能性を左右する重要なポジション。
企業の成長を戦略的にコントロールして組織全体のパフォーマンスを最大化させることに、この仕事の本質的な価値があります。

自分に合った職種を見つけるためには、まず「自分が何に価値を感じるか」という軸を明確にすることが大切です。以下のポイントを参考に、自分の志向性を整理してみましょう。
まずは、自分がどのようなシーンでやりがいを感じるか、以下の3つの志向からイメージしてみてください。
これらの中に、「自分に近いかも」と思えるものはあったでしょうか。
まずは自分の興味がどの方向に伸びているかを確認することが、後悔のないキャリア選択の第一歩となります。
入社後に自分の適性を試せるよう、職種の選択肢が豊富な企業を選ぶのがポイントです。キャリアの幅が広い企業であれば、成長に合わせて柔軟な方向転換も可能になります。
また、文系からエンジニアを目指すのであれば、「文系の採用実績」や未経験からプロへ育てる教育体制が整っているかも併せてチェックして下さい。
自分の「やってみたい!」という素直な気持ちを大切に、広い視野で自分にぴったりの場所を探しましょう。
光回線『eo光ネット』や格安SIM『mineo(マイネオ)』といった個人向けの通信サービスに加えて、法人に対しては企業ごとに適切なICTソリューションの提案を行っているオプテージは、幅広い事業領域ならではの多彩な職種で活躍できる通信インフラ企業。
このページでご紹介したcareer事例は、すべてオプテージ社員の体験談です。
「文系・未経験だけどエンジニアデビュー」「ネットワーク構築もアプリケーション開発も経験したい」「顧客を動かすマーケティングに興味アリ」「通信インフラで地方創生に貢献したい」どれもOKなオプテージ。
企業研究ページではさらに詳しい仕事内容や社員のホンネをご紹介していますので、通信インフラの仕事を知るヒントにしてください。